2006栽培日記(収穫)

【2006/07/20】

開花のピークが終わると、今度はすでに枯れてしまった花の付け根から子房柄が土の中に伸びていきます。写真中央は土の中に茶色い子房柄が2本潜り始めています。写真右はこれから土の中に潜り込もうとしている子房柄で、まだ花びらが残っています。葉っぱの様子がおかしいので、ベランダの床から風通しと日当たりの良い台の上に移動しました。

【2006/08/19】

落花生をプランターで育てていて問題になるのが、写真中央のように子房柄がはみ出してしまうことです。この程度ならプランターの中に無理やり引き込むことができますが、もう少し外側だともうどうすることもできません。写真右はずいぶん前から土の中に潜っている子房柄です。試しに掘り起こしてみると、小さい落花生ができていました。

【2006/09/10】

いよいよ収穫です!収穫時期は10月と書いてありましたが、葉っぱが枯れてきているので試しに掘ってみました。前回掘り起こしたものはあまり生長してなかったのですが、他はもう収穫するのに十分な大きさになっていました (写真右) 。 基本的に葉っぱが黄色くなって、下葉が落葉を始めた頃が収穫時だそうです。さやに網目がついていれば収穫できます。

思っていたより大きい莢が収穫できました。落花生はカルシウム不足だと実入りが少なくなったりするようですが、我が家の場合、普通のプランター用土なので特に気にしていません。茎の部分を握ってごっそり引っこ抜きましたが、ちぎれて土の中に残ってしまうような莢はほとんどありませんでした。かなりしっかりくっついているんだなあと感じました。

今年の収穫は、55莢/13苗でした。4.23莢/1苗と言う結果は良い方なんでしょうか?来年以降もデータをとって比較して行きたいと思います。

今年も茹で落花生としていただきました。作り方はいろいろあると思いますが、我が家では2%くらいの食塩水を沸騰させ、落とし蓋(アルミホイル)をして、約40分間茹でます。つくった者にしか味わえない茹で落花生を楽ませて頂きました。農家では出荷できない未熟な莢を茹でて食べるそうですが、成熟した莢を茹でて食べる贅沢さにご満悦です。